援軍要請、そして撤退の連絡は、サバゲーの無線が活きる場面だ。この記事では、状況ごとの伝え方と判断の目安を整理する。
援軍要請の要点まとめ
- 数的に不利になったら、早めに援軍要請を行う
- 壊滅的なダメージを受けたら、危機的状況をすぐ味方に伝える
- フラッグ戦では、敵が迫ったらアタッカーチームを後退させる
- 無線機を持つプレイヤーがヒットされると、無線は使えなくなる
- 見通しが利くフィールドでは、指揮官役を置くのも有効
サバゲーにおける無線の活用術について、導入、前進時について連載してきたが、それ以外の活用のしかたについても触れておこう。
なお、この連載は、導入、前進時、そして今回の援軍要請と撤退の3本だ。そのため、順に読むと流れをつかみやすい。
仲間への援軍要請は早めに
攻撃をしかけつつ前進するときは無線コミュニケーションによる横の連携が大切であると先述したが、時にはその作戦が崩され前進はおろか、その場を凌ぐのも危うい状況に立たされるときもあるかと思う。
そんな場合は他のアタッカーチームかフラッグ戦であればディフェンスチームなど、人数に余裕のある所へ援軍を要請し、ヒットされて減った人員を補充するようにしよう。数的に不利な状況に追い込まれると、あっという間にチームが崩壊しかねない。ピンチを感じとったり、相対する敵の人数が自分のチームに比べ明らかに多い(敵が1点集中で攻撃を仕掛けている)と感じたら戦況に余裕のある他チームに早急に状況を知らせ、全体的な人数の調整を図ろう。
無線機を装備しているプレイヤーがヒットを取られてしまった時、当然無線は使えなくなってしまうので伝える判断は早いほうがよい。
まず、状況ごとの無線連絡を、表で確認しておこう。
| 状況 | 無線で伝えること | 判断の目安 |
|---|---|---|
| 数的に不利 | 他チームへの援軍要請 | 早急に |
| 自グループが壊滅 | 危機的状況を味方に伝える | すぐに |
| 敵がフラッグ目前 | アタッカーチームの後退 | 早急に |
| 無線機の持ち主がヒット | 伝達が不可能になる | 早めに |
つまり、援軍は早く頼むほど効果が高い。ヒットされた後では、無線で伝えられなくなるからだ。
上の写真は、無線機を付けて前進するアタッカーチームだ。このように、チームが分かれて動くときほど、連絡が大切になる。
立て直せない状況までダメージを受けてしまった時
援軍を要請する間もなく自グループが壊滅的なダメージを負ってしまったり、中々援軍が到着できずに撤退を余儀なくされる場合、自チームの危機的状況をすぐに味方に伝えよう。他のアタッカーチームがそちらのフォローに回ったり、ディフェンスチームが警戒すべき方向が絞られてくるからだ。状況によっては残りのアタッカーチームも前線を下げて一旦守りに徹するといった作戦が実行できるかもしれない。
例えば、反対側にいる自陣チームが壊滅したとき、気づかずに前進を続けるおそれがある。そのため、状況を早く伝えたい。
無線機を使わないとよく起きるのが、自分と反対側にいる自陣チームの壊滅を知らずに前進し続け、先にフラッグを取られてしまったり、後ろから回りこまれて殲滅させられたりしてしまうパターンだ。これを防ぐためにも危機的状況というのは早めの判断で無線で連絡しておくに越したことはない。
つまり、援軍要請が間に合わなくても、危機的状況の連絡は早めの判断が効く。一方、連絡が遅れると、フラッグを先に取られる可能性が高まる。
【フラッグ戦】ディフェンスチームが敵と交戦したとき
これはかなり危ない状況である。敵チームが前線をかいくぐって進入しフラッグ目前まで迫っている。単独行動の敵が裏道を抜けてきたのであればまだディフェンスチームだけで対処できるであろうが、もし小隊規模で交戦となった場合はどこかの前線が崩壊している証拠であるし、アタッカーチームを早急に後退させてなんとか自陣を守りきろう。
単独の敵なら、ディフェンスチームだけで対処できる。ただし、小隊規模の交戦は、前線の崩壊を示す。そのため、後退の連絡が必要だ。
【番外編】指揮官役を配置する
今まではお互いの状況を伝え合う方法について書いてきたが、市街地フィールドなどのように見通しが利くフィールドではディフェンスチームから1名指揮官役を選出し、自陣に近いやぐらの上などからフィールド全体を見渡しつつ、各アタッカーチームに指示出しをすると面白いゲーム展開ができる。常に全体の戦況を把握している指揮官がいるため、アタックチームは目の前の敵にのみ集中していればよく、前線を上げるタイミングや救援、撤退など、早い判断が下せる。また、的確な指示の元で動いているとプレイヤー自身もリアルな戦場にいるような気分になって楽しさがアップするだろう。
見通しが利くフィールドでは、特に有効な方法だ。例えば、市街地フィールドの、やぐらの上が向いている。
無線で広がるサバゲーの楽しみ方
無線のコミュニケーションを使うと有利になる点を解説してきたが、小隊に分けたグループをお互いに状況把握できる状態で動くと有利になるだけでなく、ゲーム性が増してサバゲーそのものの楽しみ方も別格になるはずだ。もちろんサバゲーは勝ち負けにこだわり過ぎず楽しむことが大前提ではあるが、是非無線を活用して作戦がうまくハマった時の快感というものを味わってみて欲しい。今まで以上にサバゲーというものがより深いレベルで遊べるようになるはずだ。
無線を活用した作戦がハマると、快感が味わえる。つまり、サバゲーをより深いレベルで遊べるようになる。
サバゲー研究所
援軍要請に関するよくある質問(Q&A)
Q. 援軍要請とは何ですか?
人数に余裕のある他チームへ、無線で応援を頼むことだ。そのため、ヒットされて減った人員を補充できる。
Q. 援軍要請は、いつ行うべきですか?
ピンチを感じたときや、敵の人数が明らかに多いと感じたときだ。そのため、早急な連絡が重要になる。
Q. 援軍要請は、誰に頼みますか?
他のアタッカーチームや、ディフェンスチームなど、人数に余裕のある所だ。
Q. 撤退が必要なときは、どうしますか?
自チームの危機的状況を、すぐに味方に伝える。そのため、他のアタッカーチームがフォローに回れる。
Q. 無線で援軍要請をしないと、どうなりますか?
反対側の自陣チームの壊滅を知らずに前進し、先にフラッグを取られるおそれがある。また、後ろから回りこまれる場合もある。
Q. 無線機を持つ人がヒットされたら?
無線は使えなくなる。そのため、状況を伝える判断は、早いほうがよい。
Q. フラッグ戦で、ディフェンスチームが交戦したときは?
小隊規模なら、前線が崩壊している証拠だ。そのため、アタッカーチームを早急に後退させて、自陣を守る。
Q. 指揮官役は、どんな場面で有効ですか?
市街地フィールドなど、見通しが利く場所で有効だ。また、やぐらの上から全体を見渡して、指示を出せる。


